協会について

理事長挨拶

この度、理事長を拝命致しました森上と申します。何卒宜しくお願い申し上げます。
当協会には、一般社団法人になる前の2011年から賛助会員として参加をさせて頂いております。

日本PVプランナー協会は設立当初より太陽光発電の健全な発展のために、PVプランナー・PVシステムインテグレーターの育成に注力し、研修・セミナー・見学会などを実施してまいりました。2012年から始まった固定価格買取制度により太陽光発電の業界が急激に拡大する間も、会員の皆様のご要望を伺い、研修やセミナー・見学会を企画し実施してまいりました。
一時期、FITにおける太陽光発電の開発が減少傾向になりまして、協会会員数も減少したこともありましたが、この2-3年は2021年に温対法が施行され、2050年にカーボンニュートラルが法律で定められたことから、太陽光発電はFITのころの投資目的から、CO2や電気代削減に目的が変わったことで増加傾向になり、現在当協会の会員数も増加傾向となっております。これは、今までの通常の野立ての太陽光発電所の開発だけでなく、農地に設置するソーラーシェアリングや、工場や店舗、カーポートの屋根に自家消費のために太陽光発電設備を設置したり、太陽光の発電電力をより効率よく活用するために蓄電池を併設したりと、ニーズが多様化していることから、新たな設計・工事技術や営業提案、O&Mが必要となっていることが背景としてあります。

そしてこれに留まらず、今後はペロブスカイト太陽光モジュールの設置に関する技術であるとか、FITの太陽光発電をFIPに転換して蓄電池を併設すること、系統に直接連系する蓄電所の建設、EV車に再エネ由来の充電を行うための設備、スマート保安をベースとした安全で効率の良いO&Mなど、新たなニーズに対して対応を行うことが求められてきます。そのため、当協会では今年度から4つの分科会を作り、それぞれのニーズに合わせたセミナー・研修会等を企画して、会員の皆様への情報提供や営業・技術の習得を推進してまいります。
また、2025年3月には第7次エネルギー基本計画が策定され、2040年までのエネルギーミックスが発表される予定です。太陽光発電の割合がさらに増える見込みではないかと思いますが、長期わたる主力電源として、今後も法改正が定期的に行われると認識しております。当協会では、各省庁と繋がりを持たせていただいておりますので、その都度ご指導を頂きまして、協会内で情報を共有し対応を進めて参ります。

最後になりますが、太陽光発電業界が長期的に健全に発展してくことが、脱炭素社会の実現に貢献できると考えております。
そのために、これからも会員の皆様と共に次の人材を育成していくことに注力をしてまいります。

これからも引き続き、当協会へのご期待と共にご指導を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

2024年10月 

一般社団法人 日本PVプランナー協会
理事長  森上 寿生

 

協会概要

名称 一般社団法人 日本PVプランナー協会
理事長 森上 寿生
設立 2012年(平成24年)10月12日
所在地 〒101-0061
東京都千代田区神田三崎町3-2-13 秋和ビル 202号室
適格請求書発行事業者 登録番号 T5 1209 0500 4780
電話 03-6256-9970
FAX 03-6256-9971