2月26-27日 協会員企業による専門学校授業への講師貢献(東北電子専門学校)
当協会のEMAアカデミック認定校でもある東北電子専門学校(宮城県仙台市)に、東北エリアの協会員である株式会社パートナーズとミナト電気株式会社は、毎年講師として社員を派遣して太陽光発電関連の授業を受け持たれています。
今回は26日の教室での講義と27日の太陽光発電施工実習、2日間の授業の様子を取材しました。
(※実際の施工実習は27~28日の2日間実施されています。取材は1日目のものです)
協会員企業のみなさんが、新時代を切り拓いていく若い世代に知識と技術を伝えている姿は協会の理念にも通じるものがあり、企業としての意識の高さを感じました。
1日目:2月26日(水)講義「太陽光発電の動向とメンテナンス」
日 時
2025年2月26日 9:00~11:35
会 場
東北電子専門学校1105教室
宮城県仙台市青葉区花京院1丁目3-1
講 師
株式会社パートナーズ 布施 亮/ 菅原 雄友
ミナト電気株式会社 晴山 輝
内 容
・太陽光発電の基礎知識
・営業の基本
・太陽光発電の未来
・O&Mの基本
・O&Mの重要性
株式会社パートナーズ 布施講師
・太陽光発電の仕組みをメリット・デメリットも含めわかりやすく説明。
・ペロブスカイトやPVエクスポ情報を交えながら将来性を見据えた説明。
・どのように営業していくかを実例を挙げながら説明し、営業するには新しい知識が
必要であり、今日説明したことが学生達が就職するときには古くなっていることか
ら常に勉強する大切さを伝えていた。
株式会社パートナーズ 菅原講師
・O&Mについて会社としてどのように対応しているか例をあげて説明。
・パワコンの故障が増えてきていることもあり、今後O&Mの必要性が高まってきて
いる。
・若い学生達に対応時のマナーの大切さをわかりやすく話し、技術のみならず顧客
とのコミュニケーションの重要性。
・事前の調査が当日のアクシデントを減らすことに繋がる。
ミナト電気株式会社 晴山講師
・保守点検の必要性と長期的に安全な電源につなげていくにはメンテナンスの力が
大きいことを説明。
・使用機器の説明は写真が明確でわかりやすく、このことは目視点検で発見できた
ことの説明にも活かされていた。
・目視だけでなく、機器による点検で判明することの事例も上げ、目視のみならず、
データによる報告書を作成して顧客に提示することの重要性も伝えていた。
・定期的な点検が発電量の維持に繋がる。
参加学生
2日目:2月27日(木)実習「住宅用太陽光発電の工法施工」
日 時
2025年2月27日 9:40~16:10
会 場
東北電子専門学校 岩沼実習棟
宮城県岩沼市下野郷字菱沼84番地
(姉妹校 東日本航空専門学校内)
講 師
ミナト電気株式会社 豊島 一雄
株式会社パートナーズ 菅原 雄友
内 容
■工法施工実習
・スレート屋根
・金属屋根
・瓦屋根(解説のみ)
模擬屋根を使った施工実習。講師のミナト電気・豊島さんの説明がとても
分かりやすく、また親しみやすい雰囲気が学生にも伝わるのか和やかな
雰囲気の中、研修が進められた。
またスケールの使い方や、ボルト・ナット・ワッシャーの説明など、
施工の工法説明は元より、そこから派生した工具の使い方なども的確で
わかりやすい説明だった。
準 備
実習棟の外に置いてある模擬屋根を棟内に運び入れ実習開始。
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スレート屋根 施工実習(午前)
屋根の特徴、施工時の注意点説明。
一つ一つ丁寧に説明しながら設置場所を決定。
学生が実際にビス打ちを体験。
太陽光パネル取り付けまでの一連の作業を確認。
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金属屋根 施工実習(午後)
午前に施工したスレート屋根を元に戻し、金属模擬屋根と交換。
屋根の特徴、施工時の注意点説明。スレートとの違いを説明。
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瓦屋根(施工方法説明)
瓦屋根については方法の解説を屋外で実施。
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参加学生
東北電子専門学校 電気工事科1年 17名